葬儀の際の香典に関するマナーとは

2017年04月24日
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長い人生の間では、葬儀に参列する機会も大人になると増えるのではないでしょうか。参列する際には、様々なマナーに気をつけなのではなりませんが葬儀のマナーの中でも香典は気をつけておくべき点となります。近年では受け取らないとしている人もいるので、持参していって受け取ることを断られた場合には無理に渡すべきではありません。

良かれと思って無理に渡してしまうと、遺族が香典返しで頭を悩ませることになるので気をつけておきましょう。それ以外にもいくら包めば良いのかも、気をつけなくてはならないポイントです。身近な人が亡くなった時ほど包む金額が高額になるのは当然のことであり、友人や近所の人という場合にはあまり多くを包みすぎるべきではありません。

しかし三千円以下となれば、通夜振る舞いと返しで遺族にとっては赤字となってしまい負担をかけてしまうので、渡すべきではありません。自分自身の年齢や故人との関係性による金額の違いはもちろんですが、地域や家族間によるしきたりもあるのでよく調べておく必要があります。宗教によって包む袋に書かれている花の種類にも気をつけなくてはならないので、相手の宗教がわからない場合には、包む際の袋は無地のものにしておくと無難です。袋は包む金額によって適したものを選ぶ必要があり、包む金額が高い場合には袋も高級なものを準備しておくようにしましょう。

包むお金は新札は死を予想して準備をいたという意味になり、大変失礼にあたるので新札は使わないのがマナーです。しかしあまりに古いお札も失礼にあたるので、新札に折り目をつけて包む程度にしておいた方が良いのではないでしょうか。もちろん袱紗に包んで持参するようにしましょう。

渡すタイミングは、通夜だけの場合はもちろんですが通夜と告別式に参列する場合にも、通夜のタイミングで渡すことが多いです。受付がある場合には、記帳をした後に渡します。もちろん受付の係りの人から文字が見える向きで、両手で渡すようにしましょう。

香典一つで常識の有無を判断されることになるのはもちろんのこと、相手との関係性にもかなり大きな影響を与えることになるので、よく考えなくてはなりません。葬儀はそう頻繁に参列するものではないからこそ、マナーに関してはわからないことが増えてしまいがちです。しかし個人を見送る最後の場であることは確かであり、マナーを知らなかったでは済まされないシーンということは頭に置いておかなくてはなりません。

(参考情報)
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